こんにちは、皆さん！
今日は株式投資で10億円を目指すために必要な知識について、特にボリンジャーバンドを使ったトレンドの捉え方について説明します。概要欄にホームページのリンクがありますので、詳しい内容を文字で確認しながら動画をご視聴いただけます。それでは授業を始めましょう。
授業の前に1つ留意点です。説明の中で例として実際の株式チャートやテクニカル指標を使っています。過去に使った例をそのまま使用していますが、考え方は今でも変わりませんので安心して説明を聞いてください。
ボリンジャーバンドの順について説明します。ボリンジャーバンドの逆張り手法は多くの投資家が使うことが多いですが、今回はボリンジャーバンドを使った順張り手法について詳しく解説します。
目次ボリンジャーバンドとトレンドの関係
ボリンジャーバンドは、株価の動きと移動平均線を組み合わせたテクニカル指標です。ボリンジャーバンドが収束している状態で株価が移動平均線+2シグマや+3シグマの上に出ると、ボリンジャーバンドが拡張し始めて上昇トレンドが形成されます。逆に、移動平均線-2シグマや-3シグマの下に出ると、加工トレンドが形成されます。
ボリンジャーバンドの順張り手法のポイント
ボリンジャーバンドが収束している状態から拡張し始めたらトレンドの初期です。この段階で株価が移動平均線+2シグマや+3シグマの上に出てもすぐに買うのではなく、バンドウォークが始まったら買うのがポイントです。バンドウォークとは、株価が移動平均線プラス2シグマの上を沿うように上がっていくことを指します。
ボリンジャーバンドの順張り手法の具体例
実際の株価チャートを使って具体例を見てみましょう。例えば、2769ビレッジバンガードの201年の9月中旬から11月中旬の日足チャートでは、ボリンジャーバンドが収束している状態から株価が25日移動平均線プラス2シグマの上に出て、その後バンドウォークが始まりました。この段階で買いを入れ、その後の上昇トレンドを捉えることができました。
ボリンジャーバンドの収束時間とトレンドの強さ
収束している期間が長いほど、強いトレンドが形成されやすいです。三角持ち合いや横ばいの期間が長いほど、上昇なり加工なりのエネルギーを貯めている状態です。このエネルギーが解放されると、強いトレンドが形成される可能性が高くなります。
強い上昇トレンドの特徴
強い上昇トレンドの特徴として、バンドウォークが移動平均線プラス2シグマやプラス3シグマの上で行われることが挙げられます。また、上昇トレンドの調整中でも移動平均線プラスシグマの上で推移することが多いです。これにより、少し下がればすぐに買いが入りやすくなり、調整でもそれほど下げません。
加工トレンドの捉え方
加工トレンドの場合もボリンジャーバンドが収束している状態で株価が移動平均線-2シグマや-3シグマの下に出ると、その後ボリンジャーバンドが拡張して加工トレンドが形成されます。この時、株価が移動平均線-2シグマや-3シグマに沿ってバンドウォークを始めたら売りのサインと捉えます。
トレンドの終わりと売りのタイミング
トレンドが終わるタイミングは、株価が移動平均線を下回った時です。例えば、強い上昇トレンドが終わるサインとして、株価が25日移動平均線を下回った場合が挙げられます。この時点で売りを検討することが重要です。ポジショントレードの人は上昇トレンドの終わりで売りますが、長期投資家は他のテクニカル指標も確認して判断します。
まとめと実践のポイント
ボリンジャーバンドを使った順張り手法は、トレンドの初期を捉えることができれば大きな利益を得ることができます。特にバンドウォークが始まった段階での売買が重要です。また、トレンドが強い場合は調整中でも移動平均線プラスシグマの上で推移することが多いので、この点も見逃さないようにしましょう。
関連する質問と回答
Q1: ボリンジャーバンドの収束とは何ですか？
ボリンジャーバンドの収束とは、バンド幅が狭くなり、株価の変動が小さくなっている状態を指します。これはトレンドのエネルギーが蓄積されている状態であり、今後大きな動きが予想されます。
Q2: バンドウォークとは何ですか？
バンドウォークとは、株価がボリンジャーバンドの上部または下部を沿って移動することです。これが始まると、強いトレンドが形成されていると判断されます。
Q3: トレンドの初期を捉えるための具体的な方法は？
トレンドの初期を捉えるためには、ボリンジャーバンドの収束状態から拡張するタイミングを見逃さないことが重要です。その後、バンドウォークが始まった段階で買いを入れるのが効果的です。
Q4: ボリンジャーバンドの逆張り手法とは何ですか？
ボリンジャーバンドの逆張り手法とは、バンド幅が広がった状態で株価がバンドの外に出た際に逆方向の取引を行う手法です。例えば、株価がバンドの上部に出た時に売り、下部に出た時に買いを行います。
Q5: 強いトレンドの特徴を見極める方法は？
強いトレンドの特徴は、ボリンジャーバンドの収束時間が長いこと、バンドウォークが移動平均線プラス2シグマやプラス3シグマの上で行われること、調整中でも移動平均線プラスシグマの上で推移することなどです。
以上がボリンジャーバンドを使ったトレンドの捉え方とそのポイントです。記事の内容を理解するためには、何度も見返して実際のチャートで確認することをお勧めします。ホームページには用語集や参考動画もありますので、ぜひ活用してください。皆さんが良い銘柄に出会えることを願っています。
